1946年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。西武百貨店代表取締役社長、慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授を経て、参議院議員等を務める。現在、株式会社インスティテュート・オブ・マーケティング・アーキテクチュア(IMA)代表取締役、株式会社リプロジェクト・パートナーズ代表取締役CEOなどを兼任。Think the Earthプロジェクトほか、多数の民間企業・団体、教育・研究機関、NPOなどの役員を務める。
文明的近代化を遂げた20世紀文化を再認識すべき21世紀
末吉:
(敬称略)
はじめにThink the Earthプロジェクトを始めた経緯を教えていただけますか。
水野:
この活動を始めて、2007年で6年目になるでしょうか。「Think the Earth」というネーミングにもコンセプトが表れていますが、地球というのはたぐいまれなる美しい星で、その上に我々は生かされ、生活できるチャンスを与えられているわけです。地球という天体の長い歴史のなかで、人類の歴史というのは知れたもの。言ってみれば、一時期、地球に環境順応して住まわせてもらっている、いち生物なんだという考え方に立ってみたときに、我々人類が地球自体を支配しているという思い込み自体おかしい、と。そういう意味でも、我々はこの地球というものをもっと大事にしなくてはいけないし、また考えないといけない。環境や資源、人口の問題など直面している地球の問題について、もっと "想い"を馳せてみよう、という非常にソフトな呼びかけをしていく活動をしたい、というのが、まず、このプロジェクトを始めた理由のひとつです。