モテカブ

←エコカブprojectの一覧へ <前のエコカブproject 次のエコカブproject>

エコカブProject

教育に力を注ぐ企業には、「企業文化」が根付く

末吉:

ところで、朝倉さんは以前、株式会社社員教育研究所で、非常に厳しい「地獄の特訓」といわれる社員教育をされていますよね。
 昔、「モーレツ社員」という言葉がはやりましたが、ある種、モーレツ社員は、CSR的な面でいうと「社会のことは考えずに、ひたすら社業オンリー」というイメージもあります。そこは、どうとらえています?

朝倉:

最終的にはトータルバランスじゃないかと思います。人生は当然ながら、仕事人生だけではありませんよね。60〜80歳代の方の時間を見ると、1日のなかで家事や睡眠で占める時間が14時間、残りの自由時間が10時間。20年間で自由時間が7万時間以上あります。これは小学校から大学卒業までの授業時間の3倍。人生は決してビジネス人生ではないんですが、仕事人生をどうまっとうしたかによって、その後の生き方が左右されます。仕事は熱血、情熱的に行うのが正しいモーレツ社員だと私は思いますが、それによって会社と自宅との往復だけで、家庭も社会も省みないのは、モーレツ社員とはいえない。マイナスイメージのいわゆるモーレツ社員と、私がとらえるイメージとは違いますね。

末吉:

だれかが言いました。「強くたくましくなくては、生きていけない」。

朝倉:

「でも優しくなければ、生きていく資格がない」ですね。

末吉:

やはり、バランスだなぁ。

朝倉:

仕事をいいかげんにして、人生豊かになる人は少ないですし、(勤めている場合)24時間で一番長く人が活躍しているのは職場。その時間を豊かにするためにも、能力を磨き、力を発揮できるようにする教育は、やはり大事だと。

末吉:

企業が社員に投資するのは短期の利益に直結するものではないですよね。毎年、毎年、面倒を見るその見返りとして、いつか花が咲いて実がなって、収穫が長く続く。育てた人が企業を辞めても、その人が残した大きな実が残っている。

朝倉:

そうです。一晩で花は咲きません。キレイに花を咲かせるためには水をあげて、肥料をまいて、お日様に当てて。育てるには時間がかかるんですが、教育に時間を割いている企業には、きちっとした企業文化ができ上がっていますよ。社員教育によって、企業理念やモットーを末端の社員まで浸透させ、それを継続的に行っているかどうか。これは会社の長期的な利益にも、企業ブランドにも最終的にかかわってきます。

「ABCD法則」を貫く企業こそ、社会に長く愛される企業

末吉:

なぜ、こうも企業スキャンダルが起きるんだろうかと絶えず考えているんですが、どう思われます?

朝倉:

倫理観だと私は思います。私は「当たり前のことを、バカにしないで、ちゃんとやる。これがデキル人」という「ABCD法則」を提唱しているのですが、これがしっかり末端まで行き届いているかどうか、ではないでしょうか。不祥事のほとんどが内部告発ですが、いまはインターネットもありますし、ちょっとのことでも情報が一気に広がっていきますよね。そういう時代に、上司は部下になにを語っているのか、と。上司よりも部下のほうが企業の上層部をしっかり見ていますし、上司が部下を見る目よりも、部下が上司を見る目のほうが断然厳しいんですね。会社に対しても非常にシビア。若い世代で、まだ転職しても間に合う 28〜32歳くらいの層は、とくに敏感です。一方、35歳を過ぎると人は守りに入りますし、ましてや家庭があると、会社が倫理にハズれたことをしても、見て見ぬふりをせざるを得ない。自分が所属する企業で、自分のポジションを確保して定着させるには、正義感があってもそれを貫くことができない弱さもある。そこへいくと、若い世代は……。

末吉:

第三者の目で会社を見ている。

朝倉:

おっしゃるとおりです。ですので、この若い世代が「会社をよくしたい」と熱く語っている企業は、非常に風通しのいい会社ですよ。

末吉:

なるほどなぁ。この会社に身を任すのか、それとも違う世界へ行くか。その別れ道になるわけですね。

朝倉:

企業ブランドは社員がつくると思うんですね。経営者ひとりで会社のブランドはつくれません。「建設は一生、破壊は一瞬」という言葉を私はお姑さんから教わったのですが、今日入ったばかりの社員が、お客様にとんでもないことをしでかしてしまった、と。そのときに、「今日入ったばかりの社員なので」という言い訳は通じませんよね。
 それに、営業マンでいえば、同じ商品を扱っているのに、売れる人と売れない人の差が生まれるのはなぜかといえば、人に付加価値があるからです。「あなたから買いたい」と思われる人がお客様に支援される、売れる営業マンであって、その集合体である企業は、いわずもがなですが、将来性、ありますよね?
 お金がかからないサービスこそ、最高のサービスだと私は思うのです。ウソをつかない、挨拶をきちんとする、身だしなみを整える……。これ、すべてお金のかからないサービスですが、この「ABCD法則」を徹底している企業は誠実です。多くのお客様から支援を得られるはずですし、誠実であれば不祥事は起きない。

末吉:

僕は、最終的には自分をかわいく思うことじゃないかと思うんです。自分がかわいいからこそ、人からよくしてもらいたいし、いい評価をしてほしいと思う。その評価を得るために、他人に尽くすという迂回路をとおる。そう思いませんか?

朝倉:

そのとおりですね。回りまわって自分が一番ハッピーになる。

末吉:

朝倉さん、力を付けて政治を動かすことも必要かもしれませんよ。

朝倉:

コツコツやっていきます。スポーツも基礎練習が大事なように、教育も根気がいるものですから。社員教育で彼ら、彼女らが素敵に変身して輝くことで、女性の価値や、社員教育の価値を証明したいです。そう! 映画『プリティ・ウーマン』のリチャード・ギアのように(笑)。
っつ〜か、これって「死語」じゃねぇ?
たしかにそうぢゃが、そこから学ぶこともあるゾ。1969年、ある石油会社のCMのワンフレーズとして使われたのが「オー、モーレツ!」ぢゃ。それが発展して「根性と気合で猛烈に働く会社員」を意味する「モーレツ社員」という言葉が生まれた……。会社のために、日本を復興するためにと、文字どおり、多くの人が猛烈に働いた高度成長時代のことぢゃったな。
でも、末吉さんが言うように「社会のことは考えずに、ひたすら社業オンリー」だったから、その時代に公害問題とかもあったんですよね?
ムムムッ。おヌシ、スルドイのぉ。根性と気合で働くのは決して悪いことではないんだが……。しかし、その根性で働いたその仕事が、社会にとっていいことなのかどうか。公害や不祥事を起こさないためにも、一人一人が考え、かつてのような社会を見ないモーレツ社員にならんことが大切ぢゃないかのぉ。
これからは「モーレツ社員」の反対語で「エコ社員」ってのは、どう? これでアタシ、流行語大賞、イケる?(笑)
「自分を売る」いう点でいえば、人生そのものが営業ぢゃ。どうすればなりたい自分になれるか? 自分の人生をいかに営業していくか?コミュニケーションスキルや立ち振る舞いなど、「内面」「スキル」の両面からセールスレディに必要なエッセンスを朝倉氏が徹底指導するゾ!仕事ができて愛される人=「人間美人」を目指す、全20時間のセミナーぢゃ。毎回、日本全国から女性たちが集まる人気のセミナーぢゃゾ。営業力を磨きたい女性、仕事をパワーアップしたい女性は、参加してみてはどうかな。
http://www.asakurachieko.com/tsl/

このページのトップへ戻る

(c) Copyright 2009 Three A Corporation Co., Ltd. All right Reserved.

●当ウェブサイトは、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。また、当ウェブサイトを参考にした投資運用結果などについては、企業情報掲載企業各社、および株式会社スリーエー・コーポレーションは一切の責任を負いません。よって、投資に関する意思決定はご自身の判断で行ってください。●当ウェブサイトの各項目は、その正確性・安全性を保証するものではありません。また変更となっている場合もありますので、ご自身で内容を確認してください。●当ウェブサイト掲載内容については万全を期しておりますが、万一、表現の 欠落・誤りがあった場合も一切の責任を負いません。※当ウェブサイトにある記事・写真の無断転載を禁じます。