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今日は先に言っておくが、トラストは「フラスコ」とは違うんぢゃからの! |
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エコかぶ様、ギャグセン低っ! んなこと、エーコが言うわけないじゃないですか。ってゆ〜か、トラストってナニ? |
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トラストとは日本語にすると「信託」ぢゃな。信託は、AさんがBさんに財産権を引き渡し、一定の目的に従って、Bさんが、Aさんからもらったその財産を管理するという意味で……。 |
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エーコ、マジわかんないんですけど。 |
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まぁ、待て! 「ナショナル・トラスト運動」といってな、自然や歴史的建造物を次世代に残していくことを目的に、市民や企業などから寄付を募って、その土地や建物を買い取ったり、所有者から寄贈や遺贈を受けることで取得し、保全や管理、公開する市民運動ぢゃ。ニコル氏は財団をとおして、トラスト活動を行っておる、そういうことぢゃ。 |
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そんなことやったって、意味ないドロ〜! |
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あんた、ダレ? |
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オレ様か? オレ様は「ドロヌマ」という名前なんだドロ〜。よろしくドロよ〜。 |
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ま〜た、変なヤツが登場したのぉ。で? |
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「で?」って……、あっ、そうドロ! そうドロ!トラスト運動なんてしたところで、結局は開発する企業のほうがマネーを持ってんだから、市民の力だけではどうしようもないドロよ。無意味ドロ〜。 |
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ドロ? 超ウケるしぃ。あのさぁ、そのあきらめの心が、マジ問題じゃねぇ? |
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えっ!? ……ドッ、ドロ〜ン。 |
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エーコ、おまえはいつもおかしな言葉を使うが、いいこと言うのぉ。 |
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ですよねぇ〜! |
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たとえばぢゃ。財団法人鎌倉風致保存会は知っておるかのぉ。1960年代、神奈川県・鎌倉では、宅地造成の開発ラッシュが起きたんぢゃ。それで、作家の大佛次郎(おさらぎ・じろう)氏が発起人となって開発反対運動が起きてのぉ、市民や企業、自治体からの寄付金で山林を買収したりもしたんぢゃ。これが日本のナショナル・トラスト運動の始まりと言われておるんぢゃが、その活動によって制定されたのが「古都保存法」ぢゃ。一人一人の力が束になると、国も動かせるんぢゃゾイ! |
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「ですよねぇ〜!」と言ってるだけでも、「無理ドロ〜!」なんてあきらめモードでもダメってこと、ですよねぇ〜? ひとりのプチな力でも、やれることをやったからこそ、法律を変えるような鬼アツいパワーになったってことだもんね。エーコも、やっぱ、ニコルさんの財団が販売している「ツキノワグマ携帯ストラップ」買おっ! 超かわいいし。 |
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オレ様は「フクロウ携帯ストラップ」のほうが……。あっ、いや、いや、なんでもないドロよぉ〜。 |