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今回はリーマン・ショック後も高い経済成長が続き、中国と並び経済成長が続いているASEAN(東南アジア諸国連合:Association of South‐East Asian Nations)について勉強するとしよう。
そもそもASEANは1961年にタイ、フィリピン、マレーシアが結成した東南アジア連合が元となり1967年にインドネシア、シンガポールが加わり5カ国で発足したのぢゃ。その後、ブルネイ、ベトナム、ミヤンマー、ラオスが加わり、1999年にカンボジアが加盟して現在の10カ国体制が出来上がったという訳ぢゃ。
ASEANの組織機構の最高意思決定機関は「首脳会議」である。国名アルファベット順の持ち回りで議長国を決めて、議長国において、毎年、年の終わり(10月~12月が多い)に開催されておる。それ以外に「外相会議」「経済閣僚会議」「財務閣僚会議」などがありその下部組織に「高級実務者会議」もある。年1回必ず定例会議が開かれ加盟国の活動についてそれぞれの分野間の調整や協議を実施しておるのぢゃ。
ASEAN加盟国の総人口は、インドネシアの2億3200万人、フィリピンの9300万人などトータルで約5億8000万人もおるのぢゃ。これは日本の約4.6倍、アメリカの約1.9倍である。また東アジア主要国(ASEAN、日本、中国、韓国、台湾、香港)の中の名目GDPに占めるASEANの構成比は約11.5%で大きな影響力をもっておる。ASEANの対域外国貿易では、輸出入とも日本、中国、EU、アメリカが大きなウエイトを占め、リーマン・ショック以降の世界の成長エンジンとしてその潜在能力に期待が集まっておる。ASEAN諸国では、経済成長に伴い低所得者層から中間層が増え消費力も一段と強まっておる。また、中国の人件費上昇リスクが意識される中でASEANが世界の工場となり、企業の進出が期待される地域でもあるのぢゃ。国内だけで成長戦略が描きづらい日本にとって成長著しいASEAN諸国との協力関係の構築は必要不可欠なのぢぁのお。
(参考:外務省ホームページより)
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