そもそも証券取引所はいつから始まったか。まずは、世界に目を向けてみようかのぉ
当時、ワシもけっこう忙しかったもんぢゃから、くわしい年号まで覚えてないんぢゃが、あれは日本でいうと、壇ノ浦の合戦か、源頼朝くんが征夷大将軍に就任した頃ぢゃったかのぉ。
この頃(12世紀)、フランスには、すでに銀行が農村の債務を取りしきる、証券取引所の走りともいえるシステムがあったんぢゃ。また、13世紀半ばにはイタリアでも、ベネチアの銀行員が政府の証券の取引を行い、イタリアの他の地域にも、その取引が広がっておったのぉ。13世紀というと、日本は鎌倉幕府のド真ん中ぢゃ!世界との違いを如実に感じるのぉ。
そして17世紀、「株主が企業に出資し、その利益と損失を共有する」という、いまの株式会社のシステムに近いものを導入し、世界初の証券取引所をつくったのが、オランダ「アムステルダム証券取引所」ぢゃ。世界初の株式会社といえば、ご存じ! オランダ東インド会社ぢゃが、この取引所で世界で最初に有価証券を発行したのも、この会社だったんぢゃ。そのちょうど1年後、日本では江戸幕府が始まり、徳川家康くんが将軍になっておるのぉ。
それから、2世紀もの時を重ねた1878年(明治11年)5月、日本にもやっと取引所が創設されたのぢゃ。それが「東京株式取引所」。ついに日本の取引所の幕が開いたのぢゃった。
|