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今月の特集

1955年〜64年(昭和30年代) 高度成長期を迎え、「マネービル」ブームに

「ボディービル」をマネたといわれておる「マネービル」なんていう言葉がつくられてのぉ。戦後初の株式投資ブームがやってきて、「もはや戦後ではない」などとも言われたんぢゃ。この時代、個人投資家として奮闘した者が、後に証券会社を設立しているケースもけっこうあるんぢゃゾ。また、1961年(昭和36年)には市場第二部も開設されたんだったのぉ。

1965年〜74年(昭和40年代) 国際化時代へ突入。その一方、証券不況へ

「いざなぎ景気」といわれる好景気が5年ほど続き、またグローバル化にも伴って、外国株市場が開設される一方、昭和30年代から一転、証券不況に陥ってのぉ。神戸証券取引所は1967年(昭和42年)に残念ながら解散し、翌年には、証券会社は免許制になったのぢゃ(後に登録制に移行。一部は認可制)。

1975年〜84年(昭和50年代) 国は国債を大量発行!

「オイルショック」という言葉は知っておるかのぉ。皆の衆がトイレットペーパーを買い込んだ、あれぢゃよ! 地価高騰でインフレが発生して、原油の価格が沸騰。さらにインフレが加速していったんぢゃ。そんななか、財政赤字を補うために、国は大量の国債を発行した時期でもあったんぢゃ。一方、東証はコンピュータでの取引を開始。新市場館も竣工し、市場第一部売買システムを稼働させるなど、環境をどんどん整えていったんぢゃ。ちなみに、1976年(昭和51年)6月には、日本店頭証券株式会社(現・ジャスダック)が設立されておる。

1985年〜89年(昭和60年〜平成元年) バブル景気でNTT株に個人投資家が加熱

世界的なディスインフレーション(物価の上昇率が低下していく状況)のなか、株式は上昇しやすい状況へ。日本では「財テク」などといわれて、株と土地への投資が盛んに行われるようになり、いわゆる「バブル景気」へと突入していったのぢゃ。NTT株の公開に伴う個人投資家の加熱ぶりはすさまじいものがあったゾ。1987年(昭和62年)10月には、ニューヨーク株式市場の暴落を発端とする、史上最大といわれる株価の暴落により、世界同時で株安となる「ブラックマンデー」が起きたんぢゃが、日本はそこから世界で最初に脱出したことで、投資熱がさらに増していったんぢゃな。現在とは逆に、日本企業が欧米企業をM&Aする機会も増えていったんぢゃ。ただ、この時期、景気を楽観視してリゾート開発などを安易に進めていった企業は、皆も承知のとおり、いまになって痛い目を見ておるのぉ。

半纏(はんてん)

大正時代、仲買店従業員が着用していた半纏ぢゃ。これを着たキリッとした若者は、当時かなりモテたんぢゃ。現代の「ビジネススーツ」みたいなものかのぉ。ワシも知り合いからこっそりもらった半纏を着ておったゾ。そりゃ〜、オフィスガールたちにモテたもんだったのぉ。ぢゃが、1921年(大正10年)頃には「立会場に出入りする者は洋服に限る」とされ、徐々に和服から洋服に変わっていったんぢゃ。

手合帳

1906年( 明治39年)9月に、取引員(現在の証券会社)である有野商店が使用していた手合帳( 注文をつけ合わせるもの)ぢゃ。手合帳には、売り注文を上に、買い注文を下に記録し、銘柄、株数、取引相手を筆で記録していたんぢゃな。なかなかおもむきがあるぢゃろ?

場電

1941年〜 45年( 昭和16年〜 20年)に使われておった会員証券会社の専用電話を「場電」というんぢゃ。木製でハンドルを回して使う磁石式電話機で、東京株式取引所を設立したとき、すでに2本の電話がひかれておったんぢゃ。当時、電話の加入者は東京155人、横浜42人にしか過ぎなかったから、電話は非常にレアな存在だったんぢゃゾ。

復興貯蓄債券売り出しポスター

1925年( 大正14年)、「第4回復興貯蓄債券」の売り出しに使われたポスターぢゃ。レトロなデザインが時代を感じさせるのぉ。当時、物価上昇抑制のために復興貯蓄債券が発行されたんぢゃが、その宣伝には、東京・大阪間を飛行機で飛んで、上空から宣伝活動をしたもんぢゃったなぁ。それだけ多くの人に買ってもらいたかったということぢゃな。

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