モテカブ

←特集の一覧へ <前の特集 次の特集>

今月の特集

会社全体のIRに対する取り組み

─会社として、いつ頃からIRを意識されていたのでしょうか。

岡島: 当社はベンチャー企業なので設立準備段階からベンチャーキャピタルなどに対しIR活動を行っていました。個人投資家向けのIRは、会社が上場した2005年から取り組んでいます。
大川: 9年前(1998年)からIRに力を入れ始め、私は2代目のIR担当者になります。初代担当者が、コカ・コーラウエストなどグループ内のほかのボトリング会社を訪問し、IRについて勉強し、基礎をつくってくれたので、さらにいい形に進化させていきたいですね。
幸山: 昨年の4月末の組織改定でIR部門の充実を図ろうと、広報IR部が設置され、IRグループが誕生しました。今後、個人投資家向けのIRなども含め、さらに力を入れていくため、さまざまな試みがスタートしているところです。
能勢: KDDIは第二電電株式会社、KDD株式会社、日本移動通信株式会社が合併して、2000年にできた会社です(2001年にauが合併)。 IRについては、第二電電株式会社が合併以前から力を入れていたので、KDDIとしても合併のタイミングから、積極的に取り組んでいます。

嬉しいのは、やはり、結果が見えたとき

─仕事で、思わずガッツポーズをとってしまうような嬉しいことって、どんなときでしょうか。

能勢: 会社の戦略を発表し、意図を正確に理解してもらい、なおかつ実績がきちんと出たときですね。アナリストや証券会社の方に、「きちんと結果が出て、すごいですね」と言ってもらえると、本当に嬉しいです。
岡島: アナリストレポートに取り上げられたとき、個別訪問した投資家が、注文を出して株を買ってくれたときなど、自分が説明した結果が目に見えてわかった瞬間ですね。
幸山: まだ経験はないのですが、アナリストレポートを書いてもらったらガッツポーズだと思います(笑)。また、決算説明会が無事に終わったときや、その後、機関投資家に興味を持っていただき、個別ミーティングの希望が多くなって、スケジュールがすべて埋まり、車で忙しく移動しているときなんかは充実感でいっぱいです。
大川: 決算説明会で、社長のプレゼンテーションがうまくいき、質疑応答も無事に終わったときや、アナリストと経営トップとのミーティングが和やかな雰囲気で終わったときは、ガッツポーズというか、ほっとしますね。

けっこう大変!?IR担当者

─逆に苦労されるところは、どんなところですか。

岡島: 当社の本社はアメリカです。そのアメリカでの自主ルールで、重要事実が発生したら、48時間以内にそれを開示する必要があるんです。まず英語のプレスリリースを日本語に翻訳し、顧問弁護士や製薬会社などパートナー企業のチェックを受け、修正したりと、時間内に情報開示するため、いつもバタバタしています。
大川: 当社は株主優待で、自社製品の詰め合わせをお送りしています。株主のみなさんが楽しみに待っていらっしゃるので、こちらも力が入りますね。ただ、昨年の場合、約9200名の株主様にお送りしていますので、発送準備が大変なんです(笑)。でも、「花見に行って飲みました」など、ごていねいにお礼のハガキをいただくこともあり、苦労もありますが、嬉しい業務ですね。
能勢: 決算発表直前のきわめてタイトなスケジュールのなか、社内と社外のギャップを少しでも埋めるために関連部署と調整を重ねていくのは苦しくプレッシャーもあり、苦労を感じます。とはいえ、逆に、無事達成できた場合は大きなやりがいとなるんですけどね。
幸山: やはり異動してきた直後の中間決算説明会です。会社にとっても、私にとっても、はじめての開催ということで、慣れなくて戸惑うことも多く、時間との戦いもあり、本当に苦労しました。いまでは、いい思い出になってますけどね。

投資家と企業のよりよいコミュニケーションを

─モテカブ読者へ、メッセージをお願いします。

能勢: 会社を中・長期的に成長させていくことで、株主に還元していこうと考えています。Webサイトでのさまざまな資料は、個人株主の方が見てもわかりやすいよう工夫していますし、つねにメールや電話での問い合わせに対応できる体制を整えています。個人投資家向けの説明会、証券会社主催の説明会も開催していますので、ぜひご参加ください。
幸山: 所有の株数に応じて、当社の施設である東京ドームの巨人戦・日本ハム戦の観戦チケットや東京ドームシティアトラクションズ乗物券、スパラクーア入館券、東京ドームホテルズ宿泊割引券などの株主優待をご用意しています。またIR情報の専用のWebサイトを10月10日にオープンする予定です。ぜひアクセスしてみてください。
大川: 毎年1回、自社製品の詰め合わせをお送りしていますが、今後はもっと充実させていく予定です。また、株主様に当社の事業をもっとよく知っていただくため、年2回、株主通信の発行も行っています。
岡島: 事業がわかりにくいため、ビジネスモデルをわかりやすく説明したリーフレットをつくり、証券会社にも置いてもらっていますので、ぜひ一度ご覧ください。また毎年、東京、大阪、名古屋で、個人投資家向けに説明会を行っており、毎回400 〜 500名の投資家のみなさんにご参加いただいています。

どうやら、IR担当者はみんな頑張っておるようぢゃな。読者諸君も、どんどん個人投資家説明会に参加したり、Webサイトを見てみたりと、企業のIR情報(活動)を積極的に利用することをオススメするゾ。

今回登場していただいた4名の方は、I R 活動に真摯に取り組んでいる方ばかりでした。この、I R 担当者による座談会は今後も行っていく予定。いろんな企業のI Rに対する考え方を紹介していきたいと思っています。

お、オレにもしゃべらせてほしかった……。

このページのトップへ戻る

(c) Copyright 2009 Three A Corporation Co., Ltd. All right Reserved.

●当ウェブサイトは、投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。また、当ウェブサイトを参考にした投資運用結果などについては、企業情報掲載企業各社、および株式会社スリーエー・コーポレーションは一切の責任を負いません。よって、投資に関する意思決定はご自身の判断で行ってください。●当ウェブサイトの各項目は、その正確性・安全性を保証するものではありません。また変更となっている場合もありますので、ご自身で内容を確認してください。●当ウェブサイト掲載内容については万全を期しておりますが、万一、表現の 欠落・誤りがあった場合も一切の責任を負いません。※当ウェブサイトにある記事・写真の無断転載を禁じます。