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今月の特集

これまで「日経新聞の読み方、教えます!」(VOL. 8)、「四季報は、こうやって読む!」(VOL.11)、「ラジオNIKKEIの使い方!」(VOL.20)と続いてきた“カブラでもわかる!! シリーズ”。今回はその第4弾ぢゃ!
業界新聞というと、初心者の人たちには、少しハードルが高い印象があるかもしれない。また、昨今ではインターネットの普及で、個別銘柄の情報はだれでも手にすることができる。しかしぢゃ、創刊以来50年を超える歴史を甘く見るでないゾ。何十年もマーケットを見つめてきたベテラン記者たちの情報ネットワークと、独自のカンをもとにした記事で彩られた紙面は、「株」を学ぶにはもってこいぢゃ!そこで今回、「株」初心者はどんなところをポイントに読んでいけばいいのか、カブラが聞きにいってきた。マーケットの先行きが不透明な昨今だからこそ、業界の大ベテランたちの声に耳を傾ける価値があるのではないかの。

 
 

今回の師匠

1976(昭和51)年入社。学生時代からマスコミに興味があり入社。自分の書いた記事が活字になる喜びは、入社してから現在まで変わらないという。業界紙という枠やマーケットにとらわれず、広い視野と柔軟な発想を大切にする編集長。

 

大学卒業後、いくつかの職を経てから同社整理記者として入社。紙面デザインばかりではなく、必要に応じて紙面に使うイラストを描くなど(他メディアからも依頼があるとか!?)、マルチな才能を発揮。編集長の和田氏とともに、株式市場新聞の「いい意味でのやわらかさ」を担っている。

 

 

まずは『株式市場新聞』って、どんな新聞なんですか?

和田:
(敬称略)
『株式市場新聞』は、創刊50年を超える投資専門紙です。おもな読者としては、個人投資家のほか、機関投資家、証券会社や経済研究所、金融業界の方々、企業の財務担当の方、さらには株式評論家や上場企業の役員、政治家の方々など、さまざまな方にご覧いただいています。読者プロフィールを見ると、(株専門の新聞としては)女性の読者が比較的多いというのは、ウチの特色のひとつかもしれませんね。当紙が主催する個人投資家向けのIRセミナーなども、女性の方は多いですし。

 

川井: 作り手側としては、とくに女性の方に親しみやすいようにという視点で記事をまとめているわけではないのですが、株の専門紙のなかでは、比較的親しみやすいトーン、わかりやすい紙面をつくるよう、心がけているつもりです。

 

和田: 昔はマーケット情報というと専門紙の独壇場だったわけですが、現在はインターネットも普及してきています。企業の情報などは、むしろネット経由のほうが早い。我々も企業の決算情報などは、ネットから得ていて、その意味では読者とまったく同じ。では、我々の存在意義はどこにあるのかということですが、まず紙面の特徴でいえば、数字がズラッと並んでいる相場表。この比較検索性はインターネットではなかなか難しい。一覧で見ることができるメリットは、株のことがわかってくると、よくご理解いただけるのではないかと思います。それとウチの紙面では、投資信託がほぼ全銘柄載っています。株式専門紙の場合、銘柄を選んで載せているケースもあります。どちらがいいかということではなく、これもウチの独自性のひとつでしょうね。そしてなにより専門紙の一番の強みは、情報の信頼性です。企業、証券会社、銀行、研究機関などなど、それぞれの記者が長年培ってきた人間関係などから、さまざまな情報ルートを持っています。ですから「この話題は、だれに聞けばいい」ということが瞬時にわかる。また情報の精度も高い。それに一般紙やインターネットには載らないような情報も、いろんなルートから入ってきます。専門紙ならではの情報網とその精度の高さは胸を張りたいところです。

 

 

 

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